Yngwie Malmsteenの8枚目のアルバムMagnum Opusに収録されている曲です。伝説の剣らしきものとヘブン状態な背景の狭間でイングウェイがポージングしているといういかにもメタルな雰囲気を醸し出している表紙、その筋のファンにはたまらないものがあります(笑) 高校生の頃に聴いた時は「Vengenance」や「Fire in the Sky」のようなスピード感のある様式美メタルがお気に入りでしたが、今オッサンになってから聴いてみるとメロディーが美しく展開がとってもダイナミックな曲のほうが印象に残ります。「The Only One」「I’d Die Without You」「Overture 1622」「Amberdawn」が壮大な印象でこういうのは日本人(アジア人?)には無い欧州独特のスケール感なのかなぁと思います。それにしてもこんなに内容が濃いアルバムだったかーとしみじみ。メロディーがいいね。
速弾きギタリストブームに乗っかって速弾き系アーティストが登場しては消えていった中で、ライジングフォース結成でソロ活動を始めてから十数年の時を経てここまでの楽曲クオリティにたどり着いたということがギターを速く弾くだけではない音楽的な才能を証明しており、他者がたどり着けなかった場所まで到達できた(または到達するまで活動を継続することができた)ということが何よりの先駆者の証と言えるのではないでしょうか。
Magnum Opusはラテン語で最高傑作を意味しているようで、本人にとっても自信作ということなのでしょう。The Seventh Sign、Magnum Opus、Facing The Animalあたりのアルバムは脂乗りまくりです。ただのへヴィメタルとして聴くのもいいですが、才能のほとばしり(先駆・革命・革新・突破)とはどういうことなのかを感じながら聴くものおつなのではと思います(´-ω-`)
iTunes 😕Yngwie J. Malmsteen「Magnum Opus」
Wikipedia : イングヴェイ・マルムスティーン
Discogs : Yngwie J. Malmsteen’s Rising Force,?Yngwie Malmsteen