だいぶ前からOberheim Matrix-1000がなかなか起動しないという症状が出ていました。起動時のLED表示はいつも違う数字であり、バグっているようにも見えます。midiQuestから000~199のRAM領域へ音色データを送って演奏することはできますが、電源を切ってしばらくすると音が消えます。
検索してみると内部のボタン電池を交換すればRAM領域の問題は直るような感じでしたので、直してみることにしました。
内部をあけるとありましたボタン電池。
ピンぼけしてますけど裏返すと二か所のハンダ。自分で交換できそうです。
おっと少し前に話題になってた東芝のチップですよなんて脱線。写真はありませんけど基盤には1988の文字がありました。御年27歳。
6個1セットになっている感じのチップ、メーカーがまちまちなところがあるんですけど、オークションで買いましたのでフルオリジナルじゃないのかもしれないですね。それとももともと適当な作りなんでしょうか。
なにはともあれホームセンターに行ってハンダごてを購入。火傷しながらも作業。そしてできました。
どうですかこの美しい仕上がり!(´;∀;`)
BadなBATTなんてね(笑)(笑)(笑)
端子と電池が溶接(?)されていたようでギター弦用ニッパ―を強引に隙間に入れて剥がしたところ、端子がふにゃふにゃに。再度ハンダで基盤に付けはしましたが、電池の溶接なんてできませんのでテーピングで固定するしかありませんでした。
それでもmidiQuestからパッチ000~199までのデータを戻して確認したところ問題なく動作しました。起動時のバグっぽい感じも直りまして大変満足です(´-∀-`)
Vintage Synth Explorer : Oberheim Matrix 1000
voicingants.jp : Oberheim Matrix-1000