セサミストリートの動画を巡回していると韻を踏む遊びをしているものが散見されることが分かります。発音がほどんど同じであることへの意識を重要視しているか、子供が早く意味を理解する方法として、ほとんど同じ発音の伴う異なる言葉を組み合わせて遊ぶのが良いと考えているのかなと感じます。
セサミワークショップ(Wikipedia)は、テレビ局でドキュメンタリー番組のプロデューサーを務めていた女性(ジョーン・ガンツ・クーニー – Wikipedia)がテレビを使った教育のアイデアを思いつき、カーネギー財団の支援を取り付けて、大学の教授も参加して作った非営利団体ということです。
セサミストリートが黒字になったのは魅力的なマペットが商品化されてからのことらしいですが、人形劇ばかり作っていたジム・ヘンソンという人が作り出したもののようです。
ジム・ヘンソン – Wikipedia『小学校5年の時に、父の転勤でワシントンD.C.からほど近いメリーランド州ハイアッツビル(英語版)に移住、黎明期を迎えていた米国テレビ産業の魅力に取り付かれ、高校卒業後に地元のテレビ局WTOPでアルバイトとして、人形劇の仕事を始める。
メリーランド大学入学後、スタジオアートの勉強を始めるが、自作人形劇の仕事も続け、地域で徐々に名声を広める。
(略)
1968年、ジム・ヘンソンは同年発足したチルドレンズ・テレビジョン・ワークショップ(CTW、現:セサミワークショップ)の未就学児童向け教育番組プロジェクトに参加、数々のリサーチの後、1969年にパイロット版が作られ、その後世界のほとんどの国で放映されることになる『セサミストリート』が生まれた。『セサミストリート』が制作された背景には、ベトナム戦争やキング牧師、ロバート・ケネディ上院議員暗殺事件などの米国社会情勢の悪化を見ることができる。』