ニューヨークのブラスバンドであるSlavic Soul PartyによるSing Sing Čočekという曲です。音階といいプルプルしたニュアンスの音運びという日本人からするとエキゾチックな曲に感じられます。タイトルにあるチョチェクというのは、wikipediaによれば、オスマン帝国の軍楽隊の音楽に由来し、19世紀にバルカン半島で興った音楽ジャンルとのことです。以前聴いたことのある似た雰囲気ものでクレズマー(ユダヤ系の民族音楽)というものがあり、こちらもバルカン半島が由来になっていたようで(ニューヨークのユダヤ教の人が演奏していたものと授業では聞いた記憶があります)、マイナー調のスケールで疾走するような音使いに独特で良いと思います。
こちらのアーティストの発見手順ですが、まずYouTubeのスタジオライブ配信を主としたチャンネルでインドのブラスバンドを聴き、そのバンドの名称を定額制の音楽サービスで検索して聴き、聴いていたアルバムページの下部にあったお勧めのアルバムから辿り着いたものです。
- history.“Discogs”: artist.“Slavic Soul Party“;
- info.“wikipedia”: word.“Slavic Soul Party!“, “チョチェク“, “クレズマー“;