The Salsoul OrchestraのSecondsです。1982年発表の曲です。以前購入したCD(Sound of Salsoul: Best of the Salsoul Orchestra)に収録されていました。溜めノリ跳ねノリのかっこ良さとスネアのスタパタ感でいくと「Getaway」と「Runaway」のほうが良いけど、メロディーの展開がかっこよくてチョッパーベースがドゥルドゥル言ってるこちらを紹介。この手の曲のストリングスやホーンのアレンジができる人ってすごいね。
ハードロックの歴史に燦然と輝くLed Zeppelin7枚目のアルバムPresenceの6曲目に収録されているHots On For Nowhereです。録音は1975年11月、リリースは1976年3月31日です。ブルースロックバンドといった生々しいのままファンク・ロックっぽさが強めになっていて、個人的に一番好きなアルバムです。
ギターですが、ロックを聴き慣れていない人からするとこのオッペケペーなサウンドは不快に感じるかもしれません。ロックの歴史を辿るとそこにはブルースがあり、ブルースギターの王道サウンドがこの歪んでいるか歪んでいないかのラインでかき鳴らすコリコリオッペケペーなエレクトリック・ギターサウンドなのです。ピッキングのニュアンスが分かりやすい音なので、ギタリストの癖や技工が丸出しになります。最近のロックバンドは疎いですが、現役というところで言うとRed Hot Chili PeppersのJohn FruscianteやThe Jon Spencer Blues Explosion(アルバムOrange、Acme)はこのオッペケペー系だと思います。